2015年6月16日火曜日

ハダニ、ほか発生中

ここ最近、虫さんたちの活動が
活発になってきているようで、
ベランダの小さな庭でもいろいろな
ものを見かけます。

今日は3つほどご紹介。

◆チュウレンジハバチ?

朝、いつものとおりパトロールをしていると、
パヴィヨンドゥプレニーの葉が
なんだか一部白くなっています。

見覚えがあるなあと思いつつ、
葉を裏返すと、やはりいました。
小さな緑色の幼虫です。
断定はできないのですが、
調べたなかでいちばん近いのは
チュウレンジハバチの幼虫でしょうか。

ただ、いわゆる卵を産み付けた跡が
あるかというと…?

この幼虫はとても大人しくて
葉をひっくり返してもじっとしていますし
(少なくとも朝見かけるときは)、
食べられた葉ごと取り除けば終わりなので
それほど厄介ではないです。

と、思って1日試しに放置しておいてみたら
でっかくなっとる!!

手前の1匹が
奥の2匹の倍の大きさになっています。

幼虫ってそういうものかもしれませんが、
予想以上の成長スピードに恐れをなして
このあとすぐに駆除してしまいました。


◆ いもむし?

大人しい、と言えば、
少し前にまったく逆を行く子も。

何気なく見たオカメザクラの盆栽に
何やらひょこひょこ動く影が。
枝の色によく似たオレンジ頭の芋虫が、
なんだかのんびり歩いていました。
…どなたですか?

よっこらしょ。ふぅ~~…
枝の間に頭を載せて休んでいる姿は
ちょっと愛嬌がありました。

でも葉っぱを食べられても困るから、と
割り箸で掴もうとした瞬間、七転八倒!

なにもそんなに…と思うくらいの大暴れ。

鳥に食べられると思ったのでしょうか。

結局、私は掴めず、相方にバトンタッチ。
もみ合ううちに(?)割り箸に糸でぶら下がったので
そのまま家の前の木に移しました。

何の芋虫だったんでしょう?


◆ ハダニ

今年もハダニの季節がやってまいりました。

今のところまだ被害は限定的ですが、
パヴィヨンドゥプレニーさんはそのなかで
かなり全体的にやられています。

これは少し前。まだ発生したての頃。
とはいえ、すでに葉裏だけでなく表側でも
はっきり目視できるくらい活発です。

なんというか、本当に「活発」なんですよね…。
すごく元気に葉と葉の間を行き交っています。

ハダニについて調べてみたのですが、
住友化学園芸さんのサイトによると、
いろいろと面白い習性があるのですね。

・雌は交尾しなくても産卵することができる。
 この場合はすべて雄が生まれ、交尾すると
 すべて雌が生まれる。
・クモの仲間なので、クモと同様に糸を出す。
・一つの場所での寄生数が多くなり過ぎると、
 自分の糸を風にのせて移動する。

ハダニ[吸汁性害虫] のページより引用
http://www.sc-engei.co.jp/navi/gaichu22.html

この性質のためでしょうか、
最近こんなことが起きています。
葉っぱの先端に団子状態になっているハダニ達。

先端から糸でふわ~っと移動しようと思ったら
みんな集まってきちゃって押すな押すな状態?

こういうのは初めて見ましたが、
よくあることなのでしょうか。

取り除いても、翌朝またできています。

相方がスマホカメラの限界に挑戦。
10倍ルーペを使うとよく見えるのですが、
写真でそれを再現できないのが残念です。

ハダニと言ってもいろんな種類がいますが、
今年の我が家のこのハダニは
「ナミハダニ」のような気がします。

へー、とか感心している場合じゃないですね。
パヴィヨンにとっては試練ですが、
なんとか持ちこたえてほしいです。


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