週末の盆栽教室で、キブシの盆栽を作りました。
元の素材。
キブシは漢字だと「木五倍子」と書くらしい。今回のテーマは、「懸崖」の形を作ること。
懸崖とは、「断崖に生きる樹木の生命力の強さ」を
表現している形で、「主たる幹(枝)が鉢の底よりも
低く下がっている樹形」のことをいうらしい。
で、作ったのがこちら。
…。
懸崖というより吹き流しみたいになっていますが
まあそこは気にせず…。
今回新しく習ったテクニックは、
キブシのように枝が太くて曲げにくいときに
針金を2本巻いて矯正力を強めるやり方。
先に1本目を巻いて、そのあとに2本目を
1本目に沿わせるようにして巻きます。
針金の太さは、かけたい枝の2/3の太さ。
今回は2.5mmのものを使用。
かけたい枝の1.3倍の長さに切って、
針金の先3~4cmをL字に曲げて、
根元に挿して1cm間隔で巻いていきます。
ちなみに今回は、植え替え前(根鉢を崩す前)に
針金を巻いたのですが、それが一般的なのかな?
緑色の、つぼみというか、
花芽がすでにできています。
春になったら黄色い花が咲くはずです。
…が、キブシはどうやら「日光と水を好む」らしい。
我が家に一番足りないもの(日光)…。
無事に咲いてくれると良いのですが。
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